元秘書、石川氏から証拠隠しは「小沢先生のご指示」と聞いた(産経新聞)

 【石川議員元秘書の発言全文】(2完)

 −−(赤澤亮正衆院議員)『文芸春秋』では証拠隠しは小沢氏の指示と明確に記載されていないが

 −−(柴山昌彦衆院議員)通常国会で参考人として出て私たちの質問に答える準備があるか

  [イラスト図解]陸山会をめぐる資金の流れ

 「3月3日の2時半ごろに、石川から電話が来まして、そのなかで石川からはっきりと『小沢先生のご指示でチュリスに向かいます。まずいものがあったら隠すようにというご指示があった』というのは石川本人から聞いておりますので、これは事実だ」

 「参考人の件だが、私自身は事実しか申し上げていないので、いかなる場でも同じことを発言させていただきたい。よって、そういう要請があればいつでも来て、お話ししたい」

 −−(山本有二元金融担当相)ここまで言うことになると、石川氏に対してかなりの恨みを晴らすような印象がある。私設秘書を辞める動機とか経過とか、石川議員に対してどのような感情を持っていたか

 「石川に対して並々ならぬものがあるんじゃないかということだが、いきさつから申し上げると、石川に私の方のうちの会社に約1700万円ほど行っていたと、一部の報道にもある。これは今年7月の参議院(選挙)になんとか全国比例で公認枠を取ると。その暁には鈴木宗男先生(新党大地代表)のところにもご相談に行った」

 「『民主の公認枠が取れた暁には新党大地として応援してほしい』と。そうすれば10万票、20万票ぐらいはなんとかなるだろうということで、2月27日にそば屋さん『黒澤』、議員会館の裏の、あそこで宗男さんと3人でお話をして、『金沢君が出るなら応援するよ。石川君、公認だけは頼むよ』と。当時はまだ小沢さんが代表だったから、『私が代表の方に申し上げてなんとか公認枠を取ってきます』と」

 「その4日後か、西松事件で大久保が逮捕されたと。大変なことだなということで、協力態勢になっていった。それが実際、7月に公認ができない。『どうするんだ』。『お金を返させてください』と石川は。『うちは金なんかいらん。地検特捜部に告発してやる』とか、いろいろないきさつがあったのは事実だ」

 「今、私がこういうふうにすべてのことを公にしているのは、このようないきさつがあったのもそうだが、『やはり』みたいな人間が議員バッジを付けてやっていることに非常に違和感を覚える。一つは金にだらしない。もうひとつは女にだらしない。こんな人間がやはり国民の税金で議員バッジを付けているというのは非常に違和感を覚えるということで、私は事実を話をしているという状況だ」

 −−(西村康稔衆院議員)一斉捜査が始まったにもかかわらず鳩山由紀夫首相は代表でありながら小沢幹事長に説明を求めない。民主党の中からも「説明をすべきだ」という声が全く上がらない。民主党全体の体質の問題だと思う。3年前の参院選あるいは昨年の衆院選で小沢氏から相当資金的な援助が各候補に行っている。この原資がどこなのか政党助成金なのか企業からの建設会社の裏金なのか、どの程度が民主党議員に回っているのか。支援を受けていたらなかなか言いにくいというのもあると思う。幹事長だけの問題ではなく、民主党議員全体にわたっている問題なので、どの程度、石川議員、樋高議員含めてどのぐらいまわっているのか

 「小沢さんの方からお金というのは確かに石川事務所にも来ていた。一昨年末にも、解散が延びて選挙が延びたものだから、年末、300万、500万という金は小沢さんの方から(小沢氏に近い議員のグループである)『一新会』のメンバーに振り込みがあった。その中で、一新会の力がある議員。仮にMさんとしよう」

 「Mさんも、先日あった名古屋市長選挙に伴って、河村(たかし・市長)の選対に、私もずっと行っておったが、M先生と私と行った中でMさんの方からも200万、裏の方で『これ選挙費用に使え』ということで、そういうお金のやりとりはあった。この河村名古屋市長はなかなかリーズナブルな選挙をしたみたいで、190万しかかからなかったと。M先生から200万円いただいたので、10万の黒字と笑っていました」

 「民主党の内部は結構、こういうお金のやりとりは頻繁に行われている。平成17年のことを言えば、石川が北海道選出の荒井聡という議員が辞職して知事選に出るのに伴って繰り上げになったが、石川の方から『なんとか荒井先生、早く選挙戦に入ってください』と。要は早く辞めてくださいと。私は繰り上げで早く代議士になりたい、ということでずいぶん石川からオファーをした。荒井先生も金がないと」

 「繰り上がった後は、荒井さんの方の人間を第2秘書として登録するから『その給与をバックせい』ということで、ずっと荒井陣営の方にバックしていた。もちろん勤務実態などない。こういうやりとりというのを民主党では当たり前のようだ」

 「たくさんしゃべるが、こういうのはたくさんあるので、こういうところが政権について、非常に日本が危ないと。悪いことというのは、私がしゃべれば1日中しゃべっていられるほど、たくさんある。今日は一端をご披露した」

 −−(稲田朋美衆院議員)最終的に弁護士事務所に証拠を隠したということなのか

 「(『文芸春秋』にある)Aさんというのは南さんという弁護士。ただの弁護士だが、もともと小沢さんの秘書をずっとやっいて、小沢グループの一員だ。たまたま司法試験に受かったものだから弁護士ではあるが、実際この方を弁護士とみるよりは、小沢事務所秘書とみた方が正しい」

 「Aさんのところに隠したというのは、南さんの事務所で、まさしく大久保が逮捕された翌日だ。資料をどこに持っていくかという相談をしたときに樋高さんと石川が話していて、南さんのところがいいだろうということで、持っていったわけだ。弁護士事務所に隠したことは南さんの事務所ということだが、これは小沢グループというのは間違いないと思う」

 −−(稲田氏)証拠を隠すにあたって南弁護士と連絡を取り合いながら、証拠を隠したと

 「そうですね。車の中から樋高さんが電話をして南さんに電話をして『今から資料を持っていっていいですか』と。南さんも『いいですよ』ということで間違いない」

 −−(古川俊治参院議員)金沢氏自身が証拠隠滅罪で刑事責任に問われる。地検に行ったことは自白に当たるので適正な行為だが、証言を一緒にやってほしいとお願いできる人は本人以外はいるか

 「やはり今、(小沢氏らは)政権与党なので、反旗を翻して事実を公表しようという人はいないように思う」

 −−(平沢勝栄衆院議員)民主党から(告発を)止めた方がいいんじゃないかとか、働きかけや脅しとかはなかったか

 「アプローチはない。1月8日に松木先生(謙公衆院議員)から個人的に『石川もこれから議員をやっていくんだから、金沢君、この辺で止めておいてくれないか』というやんわりとした電話はあった。そのほかのアプローチというのはない。アプローチをかけても、またそのアプローチをかけたこと自体がしゃべられるということもあるので」

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by fn9pwb93dm | 2010-01-16 18:57


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